令和5年4月施術スケジュールを更新しました!~まだ興奮冷めやらぬ・・・~
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2023年のソメイヨシノの開花はかなり早く、4月2日には満開となり、日当たりによってはすでに散っている木もありました。
当院の令和5年度4月の施術スケジュールを更新いたしました。
途中、施術時間の変更等があった場合は迅速にホームページやFacebookホームページでお知らせいたしますので、時々のぞいていただくと嬉しく思います。
さて、桜など自然は毎年毎年、同じではなく変化しますよね。
変化と言えば・・・と、変なこじつけから始まる野球の話。笑
2023年のWBC( world baseball classic )2023は忘れられない大会となったことは、日本人のみならず世界でも多くの人がそう思ったでしょうし、野球ファン、にわかファンも含め多くの人々を魅了した大会になったと思います。
侍Japanは、一次ラウンドを含めて全勝で今大会を優勝。
最高のチームでした。
そして、そのチームの真骨頂、粋を極めた試合をみることができたのが、準決勝のメキシコ戦、決勝のアメリカ戦でした。
さらに、その対戦したメキシコ・アメリカの相手監督に「日本の優勝は野球界の勝利だ」とまで言わしめた侍Japan とは何だったのか?!ということを私なりに書き留めておきたいと思います。
すべてはチームの勝利のために
いろいろな見方があると思いますが、栗山監督のインタビューを聞いて「そーなのかー」と思いました。
栗山監督もあとで聞いたそうですが、メキシコ戦の9回裏、村上宗隆 選手がフェンスにワンバウンドで届くヒットを打つ、その2人前。
大谷翔平 選手の口火を切る二塁打。ヘルメットを飛ばし、二塁上でチームを勢いづけるポーズがよく報道されますが、実はあの打席、大谷選手はチームメイトに必ずヒットを打ってくると言ったそうです。
大谷翔平 選手がとった行動はバットを少しだけ短く持つことでした。プライド渦巻くプロの世界で、チームが試合で勝つために、このギリギリの状況を打破するためにとった「バットを短く持つ」という行動に、侍Japanのチーム力を感じました。
おそらく、このチームのために!の精神、スピリッツはチーム内に浸透していたのだろうな~と私は感動しました。
選手一人一人がその心のもと考え行動する自立と洗練された集団力とでもいいましょうか。
自分の仕事を責任もって行う
ダルビッシュ有 投手は、私が投球をみても本調子ではないなと感じました。
これも栗山監督の話だったかと思いますが、ダルビッシュ投手は、後輩の投手陣を集めてミーティングや投球アドバイスをすることを大会期間中も頻繁に実施していたということです。
このWBCが終われば敵になるかもしれないチームメイトに惜しみなく技術やスピリッツ、生活態度などを教える姿は蔭の立役者だったのだろうと感じました。
調子が悪いと、とかく自分の感情をコントロールできなくなることも多いと凡人である私は思いますが、広い視野と見識でチームのために尽力する姿は素晴らしいと感じました。
このような精神やスピリッツもチーム内に浸透しており、試合の中で細かいファインプレーや、素晴らしいプレーが随処に出たのだと感じました。そして、これは試合に出ている選手、出場することが出来なかった選手すべての共通認識であったのではないかと感じました。
対戦相手を尊重(リスペクト)する
チームスポーツは対戦相手がいないと成立しません。野球も同様です。その場で、自分が培ってきた技術やパワーを披露し、そのパフォーマンスの競い合いが試合ということになります。
反則すれすれであっても、何をやっても、ルール上問題なければ試合に勝利すればいいのだという考えではなく、相手をリスペクトして反省すべき所は反省し、そして、そのようなシーンが起こった場合は、それは故意ではないことをお互い理解し、その後は、再び全力でパフォーマンスを競い合うことがスポーツでは大切な精神だと、私は思っています。
一次ラウンドのチェコとの試合で、佐々木朗希 投手がチェコの打者にデッドボールを与えました。この対応についてはそれぞれの投手やチームで違いはあると思いますが、まずその現実に対し謝ること、それは日本では学生野球の頃から養われていることです。
当たり前ですが、それが自然に出来ることは相手の存在を尊重していないと出来ないことです。
ステキな大人たちだと思いました。
ですから対戦相手の多くが試合後、侍Japanを称えるシーンが多いのかと私は感じました。
ヒトの身体は細胞で構成され、そこからさらに細かく小さくみていくと、原子となり、さらに電子やクォークなどの素粒子であり、その最も小さなものと考えられているのは「波」であるらしいのです。
何が言いたいかといいますと、私の心や精神や魂というのは、身体にも影響されるし、周囲のヒトやモノにも伝わるということです。
もしかして、それがオーラや氣、虫の知らせ、以心伝心、阿吽の呼吸、赤い糸、そのような目に見えないパワーや絆なのかもしれません。
侍Japanが創り出した世界
上記の理由だけではないと思いますが、侍Japanが「野球界の勝利」と称えられた理由は、野球など試合に対する姿勢とその実践、そこから生まれる、人々を感動させる見えないパワー、そして、目をキラキラさせて人々、特に子ども達が感じる、未来への希望、そんなことを体現したのが侍Japanの試合ではなかったと感じています。
これは、野球やスポーツに限らず、すべての人生の出来事に繋がる大切なことであるかなと私は感じました。
もうしばらくの間、侍Japanが成し遂げてくれた余韻に浸っていたいと思います。
プロ野球や大リーグは始まってますが!!笑