唾液は大切に 健康・養生・幸せブログ更新!

ハラハラ、ドキドキ、自分が大観衆の前で発表したり、試験があったりして緊張がマックスになると、口がカラカラに渇いてしまう経験はりませんか?
それは唾液の分泌が抑えられているからですね。
唾液は自律神経である交感神経と副交感神経の二重支配を受けています。
この支配は、基本的には協力しながら分泌を行うのですが、ストレスが強すぎて緊張が過ぎると副交感神経の働きが抑えられ唾液の分泌量が減少します。詳しいところはブログに書いてあります。
もう一点、刮目するところは、昨今のコロナ報道でもある免疫機能です。
口の中は、鼻と同様、体の中にヘンなものが入ってこないかの第一関門でもあります。そこには免疫機能を有した物質が存在するわけです。その名は、分泌型IgA(免疫グロブリン)です。
この物質は、ウイルスなどが入ってくるのを防ぐ第一の砦として機能します。そして、この物質の数は腸内細菌が健康に保たれることによって保持されるという報告があります。
・腸を大切にして、良好な腸内細菌叢を保持する
・ストレスを緩和し、過緊張状態に陥らないようにする。
または、その時間を極力短くする。
これが免疫機能を高め、様々な唾液の機能を活かすための、心と体の在り方です。
さて、ブログにも詳しく唾液について書かせていただきました。
どうぞお立ち寄りいただけると嬉しく思います。
貝原益軒『養生訓』巻第二 総論 下 二十六~唾液は大切に~