妊活と鍼灸~ストレスの軽減を考える②~(妊活・妊娠しやすい身体づくりに向けて)

前回のパート①に引き続き、今回のパート②では『不妊女性の精神的ストレスに対する鍼治療の有用性』という文献を読みながら、鍼灸が妊活女性のストレス軽減に対して有用かどうか?!について書かせていただきました。
エビデンスという言葉についても簡単に説明させていただきました。「ややこし~」と思った方は、飛ばして読んでいただいても結構です。笑
不妊症については検査で様々な原因を特定します。それが奥様にあるのか、旦那様にあるのか。しかし、原因が特定できない機能性の不妊症も多く存在します。原因が特定された場合は、その部分の治療を行い不妊治療に臨めば良いのですが、原因が分からない場合は、さらに詳細に検査を行う場合もありますし、不妊治療をしながらのトライ&エラーのような形で進んでいきます。
そんな中、この過剰なストレスというのは心身の状態を悪い状況に向けることはあっても、良い方向に進めることはまずありません。それならば過剰なストレスが軽減するように対応していくことが不妊治療を成功に導く一つの大きな要素になると考えます。
不妊治療したからといって全てのご夫婦が妊娠、出産できるわけではありません。これが現実です。しかし、その確率を少しでも高めるために、その負の要因を一つでも取り去っておくことは重要かなと考えます。
今回は、その選択方法として論文という形で掲載されている研究を題材に鍼灸について書きました。
ストレスと鍼治療のエビデンス(科学的根拠)や多くの報告研究の集積・評価(システマティックレビュー)、その効果を示す統計的解析結果・評価(メタアナリシス)の考察も書かれています。
すいません少し長くなってますが。汗
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