健康経営を推進する企業を鍼灸で応援します!

 健康経営は、厚生労働者と経済産業省が連携して積極的に推進している国の基本方針となっています。

 健康経営とは、企業が従業員に対して実施する健康管理や健康保持・増進に関する経営方針のことを言います。

 これはアメリカ発の考え方ですが、近年あるいは、これまでのと言っていいかもしれませんが、日本の企業における従業員に対する健康状態(心と身体を含めた)、健康管理について、また社会環境という日本全体の働き方という課題についても多くの問題が生じてきました。

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 職場環境においては会社や職種それぞれ状況に違いはありますが、うつ病や慢性痛など健康状態を損ない休職しなくてはいけないメンタルや身体状況に追い込まれる従業員が多くなってきている現実があります。

 最悪の場合は、離職(退職)しなくてはならない状況となります。

 そして病気を発症したり、痛みが慢性化すると、当然、治癒しずらくなります。長期間、医療機関にかかり検査や投薬、診察を受けるわけですから医療費も増大していきます。

 医療費を支払う側の健康保険組合もその拠出に苦労します。

 そのような状況を鑑み、国が動き出したということです。

 経済産業省は、『従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること』と健康経営を定義づけています。

 厚生労働者は、『従業員の健康を重要な経営指標と捉え、健康増進に積極的に取り組む企業経営スタイル』としています。

 簡単に言ってしまうと、病気を予防しましょう! ひどくならないうちに医療機関へ罹りましょう! 自分の心身の健康について高い意識を持ちましょう! ということです。

 東洋医学で言うところの『養生』です。

 自分の身体は自分の責任を持つということです。

 健康経営とは、そのサポートを企業が積極的に行う経営方針のことです。

 この健康経営につきましては、いくつかの企業が成果を出しています。

 企業側にもメリットがあり、従業員にもメリットがあり、そして家族も安心できます。

 さて、鍼灸をはじめ東洋医学の根本的な考え方は、心や身体に備わっている多くの機能が身体を健康に保とうとする力(ホメオスターシス)を向上させ、治癒機転や修復機能、防衛機能を元に戻してあげる為に鍼や灸を使用し身体に刺激を与えます。

 「未だ已まざる病を癒す」=  未病治 が大きな施術目的の一つです。

 エビデンス、エビデンスとよく言われますが、鍼灸の多くの研究が日本もさることながら、世界で実施されています。そこに確かな効果があり、その効果はどのような機杼であるのか長年研究が積み重ねられているということです。

 また、約1400年前に古代中国から伝来した鍼・灸・あん摩は、形は時代によって違いますが、未だに皆様の健康保持・増進のため利用されているという事実があります。江戸時代までは日本の主流の医学、医療でした。

 この古の昔より継承され、現在、様々な形で研究され、世界保健機関に認められている鍼灸をはじめとする東洋医学を企業の皆様におかれましては、是非、健康経営にご利用いただきたい!!と願っております!

 当院および協力治療院では、貴企業様に対しての私たちの立場からのご提案を用意いたしております。

 ご興味のある企業の皆様におかれましては、是非、ご連絡いただきましてプレゼン等ご提案の場を設けていただけると有り難く思っております。

 このご提案の目的は、「従業員が笑顔で輝いて仕事ができ、家族も安心して仕事を応援でき、会社は地域に愛され必要とされる場となり、地域がより元気に明るく活性化される、そんな幸せ溢れる好循環をつくっていきたい!そのための潤滑役として鍼灸をご利用いただきたい!」です。

 そのために、私たち鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師は、常に学術の研鑽に励み、技術の練磨に努めています。

 心や人間力も常に鍛錬し、皆様や地域に貢献できる準備を常にしております。

 ブログに私の考えを詳細に書かせていただきました(ご参考に)

◇健康経営の取り組みについて鍼灸師からのご提案~序章~

◇健康経営の取り組みについて鍼灸師からのご提案~概要~